アスペルガー症候群の感情の中には恋愛でもそれ以外でもあまり情がないような気がします。
少しはアスペルガーなのですが、テレビドラマを見ていても共感できる部分がかなり少なく「その思いが良く分からない!!」なんて思ってしまいます(汗)
アスペルガーの人はどちらかと言えば情よりも必要性などの方が重要なんじゃないかと考えています。
例えば必要性や合理性を
1+1=2
情が入ると
5-4+1=2
のような少し複雑な式になるような感じでしょうか(汗)
それが恋愛などになり相手の気持ちや思いなどまでが合わさると√なんかも使われるようなかなり複雑なイメージになってしまうんです。
自閉症スペクトラムの人にとっても恋愛はとても大切な物。
時には自分なりに全身全霊かけるような恋なんてのがあったりもするのですが、その時期が過ぎてしまうととても冷たく感じてしまうはず。
釣った魚に餌はいらない・・・というのとは異なるのですが、自分の好きという気持ちが安定してしまうと「それが当たり前」になってしまうからなのかもしれません。
発達障害の人は両親や兄弟に対してもかなり情が薄いと言われているのですが、あまりべったりとした感情がないからなのでしょう。
恋愛だけに情がないのではなく、全てにおいて情が薄く感じられてしまう、自他との間に大きな壁があるからだと自分では考えています。
過去の恋愛や今の結婚生活を振り返っても
- 優しい人
- 思いやりのある人
- 情の深い人
と言われた事は皆無(汗)
自分ではそんなつもりはないのですが、それが相手の評価なのですからやはり情が薄いタイプに映っているのでしょう。
人の気持ちを理解する事はとても難しいのですが、アスペルガー症候群の恋愛は情がないと言われるのは、相手を思う気持ちが定型発達の人とは少し異なっているから。
そしてその相違はなかなか理解する事が出来ないでいるのです。