アスペルガー症候群の恋愛は依存や執着そして愛着の問題があります。
アスペルガーはどうしても相手の気落ちが分からない事や人に興味を持たないことが原因になっているのですが、それが原因で人との間にある距離感が分かっていないのです。
相手の嘘やお世辞がわかない、本音が分からないなど・・・相手の意向を理解するのではなく、理解したつもりで一方的な愛着を押し付けてしまう傾向があるのでしょう。
自閉症スペクトラムの当事者は自分の依存や執着がおかしな事だとは気付いていません。
何故なら、それが自分なりの良好な人間関係の築き方だと思っているから。
しかし定型発達の人は相手の気持ちを理解する事が出来るので、発達障害の接し方がおかしいと気付くのです。
自分では依存しているつもりはなかったのですが、昔付き合った彼を大好きだった時は
「好きだからずっと一緒にいたい」
と思った事がありました。
若い頃は誰もが思う事なのですが
「ずっと一緒にいる事が当たり前」
だと考えていた私は同棲はしませんでしたが1日の殆どを彼の側で過ごしていました。
好きだから一緒にいたい⇒好きなら一緒にいるのが当たり前⇒時間の許す限界まで一緒にいる
こんな流れを当然だと思っていたのですが、普通はそれでも適度な時間になると家に帰るんですよね（汗
自分では理解していない依存や執着そして愛着の問題は、アスペルガー症候群が理解しにくい人間関係の部分。
もし彼や彼女がアスペで依存傾向になるなら、それが変な事だと伝えなければ分からないかもしれませんよ！
