アスペルガー症候群(ASD)と別れて良かったと思う定型発達の人は多いよう。
アスペルガーとは感性も価値観も違うのですから、別れてほっとしたって意見も多く聞きます。
付き合いだした最初はあまり疑問を持たなくても、ある時から
「何だかおかしいぞ?」
そしてネットなどで調べて行くと彼や彼女がアスペルガーだったと気付くのでしょう。
自閉症スペクトラムは本人が気付かない事が多く、気付くのは周囲の方。一緒にいても何が違和感を感じてしまう事が多いからなのでしょう。
アスペルガーは相手を理解しようとしてくれない
- 一緒にいても何となく寂しい
- 私を理解してくれない
- いつも自分の都合ばかり
決して発達障害の人がわざわざそのようにしている訳ではないのですが、人の気持ちや考えている事が上手く理解出来ないのは障害だから。
相手とのコミュニケーションが円滑に出来ず、恋愛や人間関係がスムーズに進みにくいのです。
そのため、辛い思いをするのは発達障害の本人ではなくお付き合いをしている彼や彼女の方。
当たり前のように感じられる恋愛での幸せを感じる事が出来ず、いつも寂しさや不安を抱えてしまっているのでしょう。
アスペルガーとはどこまで行っても平行線
残念な事に障害のある人の考え方を変える事は非常に難しいと言えます。
何度言っても同じ過ちを繰り返す、注意しても聞いていないなど、普通に出来る事が出来ず疲れてしまうのはお付き合いをしている相手なのです。
時には逆切れされてしまう事や変な勘違いをされる事も少なくなく、二人の間にある溝はますます深まって行き別れに繋がってしまう事もあるのでしょう。
しかし根気強く説明をする事で習得出来る事は沢山あります。
知能障害を持たないアスペルガー症候群なので、障害そのものは治らなくても一緒にいたいという思いがあるなら1つ1つ丁寧に間違いを教えてあげる事が大切です。