アスペルガー症候群と定型発達の人との恋愛の感情には目に見えない隔たりを感じている人が少なくありません。
それも感じているのはアスペルガーではなく定型発達の人の方。
アスペルガーはあまりそんな事を感じずに恋愛を楽しんでいるので、ある日突然別れを突きつけられてしまう人が多いのです。
アスペルガーとの恋で感じる隔たりとは
一番の問題は気持ちが通じないという事なのではないでしょうか。
- 一生懸命努力しても
- 一生懸命相手を思っても
- 一生懸命理解しようとしても
自閉症スペクトラムの人にその思いはなかなか伝わらず、時には全く伝わっていないと感じる事さえあるはずです。
相手が理解しようとしていない訳ではないと分かっているのに、観点が違うと言うか根底が異なるというか・・・ズレを感じてしまうんですよね、きっと。
アスペルガーと定型の恋愛の形
求める物が異なってしまうと言うのが一番分かりやすいかもしれません。
優しさがない訳ではないのですが、優しさの考え方が普通とは違っているのでしょう。
例えばあなたが風邪を引いたとします。薬を飲んで寝れば良いと分かっていても「大丈夫?」などの優しい言葉って欲しいんですよね。
だから風邪を引いた事を伝えるのですが返ってくる答えは
「風邪薬飲んで寝たら治るよ」
という当たり前の言葉。
気持ちを察知して欲しいのに全くしてくれない発達障害の人なので、「言わなければ良かった」と思う事があるはずです。
アスペルガーが相手の気持ちを理解出来ない訳
発達障害は相手の気持ちが理解出来ないと良くいわれるのですが、理解した上で感情を省いた言葉だけを伝えてしまうのではないかと考えています。
感情があまり動かないと言うか、重要じゃないと言うか・・・だから冷たいと感じさせてしまうのでしょう。
装飾語が少ないのかもしれない?と感じたのは最近なのですが、
「おいしい?」と聞かれれば「おいしい」とだけ答える。
しかし普通はもう少し言葉が増えるんですよね?「ご飯にすごくあっておいしい」なんて風に・・・
そんな事を思いつかないアスペルガー症候群なので、恋愛感情にも多くの隔たりを感じさせてしまう事があるはず。
もう少しだけ相手の感情に寄り添えれば何かが変わるのかもしれませんが・・・