アスペルガー症候群は恋愛感情がないと良く言われますが、本当にそうでしょうか?
私は過去、自分が自閉症スペクトラムだとは知らずにそれなりに恋をしてきました。
発達障害だと知ったのは40歳を過ぎてから、しかしこの障害は生まれた時からの障害。
つまり、私は生まれた時から障害があったのですがそれを知らずに幾つもの恋をし成人になりました。
かなり昔の話しですが、色々な恋を経験した私。その中にはasdだからこその恋愛もありましたが、至って普通の恋ばかりだったように思います。
当たり前に人を好きになり、当たり前のように彼が出来た私。もしかすると定型発達の人よりも恋愛経験は多いかもしれません。
そう考えるとアスペルガーは恋が出来ない・・・と言うのとは少し違うような気がしますよね。
発達障害の恋愛感情は真っ直ぐです
一人の人を好きになるとその人以外は見えなくなる私。これは同じ障害を抱えている人の多くが感じているはずです。
あっちもこっちもと良い顔をする事が出来ないのは発達障害の特徴だといえるはず。
好きという感情を抱くと何としてでも振り向かす事に必死になります。これは誰もが同じですよね!
少し違う部分は、諦めてしまうとそれで終わりって部分。
そして一度終わると過去を引きずる事もなく忘れ去る存在になってしまうのです。
昔の彼にあっても付き合ってた事を覚えていない
相手に言われたり友達に言われて初めて思い出す・・・、それ程心から排除してしまうんですよね。
あれだけ恋こがれたにも関わらず感情が皆無になる。しかし相手は私がかなり追いかけていた事を覚えているからか未だに感情があると勘違い。
それだけ相手に印象付けるほど強い愛情で迫るのですが、終わればあっさりしたもの。
気持ちは次の意中の彼に向かっているのですから、時には変な勘違いをされる事もありました。
アスペルガー症候群は恋愛感情がないのではなく、思う気持ちがある間と無くなった後のギャップが激しいのが特徴です。
好きと嫌いが両極端、好きなら好き、嫌いなら嫌い、丁度良い感情を持ち合わせていないのが一番の問題なのかもしれません。