アスペルガーの彼や彼女と一度付き合い別れる、また結婚して離婚したにも関わらず復縁・・・。
アスペルガー症候群の未練という感情は定型発達の人よりかなり少ないと思うのですが、有り得ないという訳ではないはずです。
そこから先はやはり性格や考え方も異なるので人それぞれだといえる部分なのでしょう。
アスペルガーは一度興味を失ってしまうとそれでお仕舞い。
なかなかあっさりとした考え方を持っているので、恋でも趣味でも終わってしまうとあまり執着しない傾向にあるのです。
しかし相手から一方的に別れを切り出されると・・・
アスペルガーが復縁を考える時
私は一度離婚を経験していますが、原因は夫の浮気。離婚を切り出された時は当然落ち込みましたが、追いかける自分を許せずあっさりと離婚。
結婚がこれほど向いていない事だったと気付いたのもその時ですが、同じようにショックも大きくそれから3ヶ月ほどはまともな生活ではありませんでした。
しかし日に日に気持ちは元に戻り元気になった私。
夫に荷物を取りに来るよう手紙を送ると復縁するつもりで帰ってきた夫。私は全く受け入れる事は考えられず、しかし相手は復縁する気まんまん。
そんな期間が5年程続きましたが元夫が諦めてくれたのは私の再婚がきっかけでした。
10年程続いた結婚生活でしたがそれでも復縁は有り得なかった・・・と考えると基本的には終わってしまうんですよね。
そんな自閉症スペクトラムな人が復縁を考えるならそれは一つだけ。
執着!!!
恋愛にはお互いのちょっとした考え方の相違で距離が離れてしまう事があるのですが、その考え方の違いを変な風に捉えてしまうとかなり粘着質になってしまうのだと思います。
- あれだけ大切にしたのに
- あれだけ大好きだったのに
- あれだけ愛し合ったのに
一方的に別れを告げられるとこのような思いが募り執着心を持つと、発達障害の人は定型発達とは異なり異常とも取られる執着心を持つのでしょう。
愛情が執着に変わり憎悪になる・・・こんなパターンなのかもしれません。
アスペルガーの恋愛は難しい
人とのコミュニケーション能力が若干普通とは異なるasdという発達障害にとって、何よりもコミュニケーションが大切な恋は難しいと言えます。
恋が出来ない訳ではありませんが、継続させることが難しい。
それは相手の気持ちが理解出来ない事や相手の行動が理解出来ない事、そして付き合いそのものが面倒だと感じる事など要因は様々です。
普通に付き合って分かれる程度であれば苦労だと感じる事の方が多く復縁は考えられないかもしれません。
しかしアスペルガー症候群の相手が異なった思いを持っている時、当然のように復縁を求めてくるはずです。